2010年5月23日日曜日

いわゆる「慢性疲労症候群」についての集いに参加して

                                                                          相川 充弘

 アニメーションミュージアムの会の有原誠治さんに誘われて、一時の好奇心から、ある集まりに参加した。10年4月6日、pm1、参議院会館。そこで見聞きしたことは、かなり衝撃的なものだった。

 初めに、篠原三恵子さんから挨拶があった。寝台ベッド(寝たままで移動できる車椅子)に横たわる彼女は、20年前にアメリカでこの病魔に冒され、カナダ・日本と診断を受け続けたが原因も治療法も発見されないまま今日を迎えておられる方。現段階では、病名さえもよく知られていない状況で難病指定にもならず、行政サービスも十分に受けられない厳しい生活を強いられている。参加者の中には、車椅子の人、歩行は出来るが時々横にならないと耐えられない人、一見普通の人など患者さんが多かったようだがその大半は女性。当日配られた資料から、読みとれる範囲でいわゆる「慢性疲労症候群」なるもの解説をしてみよう。 (以下はこちらの頁で